私は矢口真里(38)が好きである。しかしこれをいうのには勇気がいる。ひとつには彼女の外見上の特徴から、ロリコンだとかペドフィリアだとか益体もないそしりを受ける可能性があるからだ。矢口真里も最近でこそ母親になってオトナに見えやすくなってきたけれども、正直、まだまだいわゆる「合法ロリ」の範疇に入る。
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矢口真里と安達祐実(39)。「合法ロリ」のツインピークスである。
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「合法ロリ」という言葉が生まれてくる背景には、もちろん世間のロリに対する需要の高さがある。否が応でも、どうしてもそういうことなのだ。が、しかしあたりまえだが、念のために書いておくが、ロリ的嗜好を具現化することは絶対に許されない。
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そういう禁断の、理性と欲望がせめぎあうところに矢口真里は棲息している。ここははっきり押さえておこう。いわゆるロリコンはそんなに特殊なものでもないのだ。しかしこうした志向は絶対におくびにもオモテに出せない。心の奥深く、死ぬまで閉じ込めておかねばならないのだ。あ、私はロリコンではないけれども。
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矢口真里への支持表明に勇気がいるもうひとつの理由は、もちろん例の「クローゼット不倫」である。あーんなことをするふしだらな女が好きなのか? である。これには、そうだよー、ふしだらな女は好きだよー、と答えておけばいいのだけれども、実は世間さまに咎められているのは「ふしだらな女」ではなくて「生意気でふてぶてしい女」なのである。「可愛げがない」っちゅうやっちゃな(by横山やすし)。
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「ふしだらな女」はあっちにもこっちにもそっちにも山ほどいるけれども、いちいち非難の対象にはならない。「恋多き女」ですませてもらえる。
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ではなぜ「生意気でふてぶてしい女」なので許してもらえないのかといえば、知られている範囲でははじめて、男のやり口に切り込んでいった女だからだ。夫の留守中に別の男を自宅に引き入れ情事に耽るという、これはいままでになかった形態である。いってみれば男の独壇場であった。
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男の例なら川崎麻世(58)や村井国夫(76)がすぐ思い浮かぶし、「自宅不倫」という言葉まであるらしい。というわけで、矢口真里は「男勝り」で「生意気でふてぶてしい女」なのである。
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そうそう、しかし「男勝り」はもうすでに死語だ。「合法ロリコン」の話と重なってくるが、欲望と理性のせめぎあいと同じく、新旧のせめぎあいもあるというわけだな。
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とにかく多くの方々にとって、慎重に気を配り、厳しく自分を律していなければどこで落とし穴にはまってしまうか、まったく気が抜けないロリコン&不倫状況なのではある。
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で、そもそも、実は世のなかには「隠れ矢口真里好き」略して「隠れ矢口真里」がけっこうな数で存在していると私は思うのだ。まだ身近な人間と「矢口真里好き」について真剣に語り合う勇気をもてていないので、実態のほどはしかとはわからない。しかし確実に存在する。
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こうして世間の目を忍んでまでも一途に矢口真里好きでいるのが「隠れ矢口真里」で、ときどき矢口真里の名前のかわりに「かつてのモーニング娘。のファン」をもちだしたりするのが「潜伏矢口真里」である。
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お話は逸れるが、辻希美(33)がロリータのイメージから脱却できたのはひとえに子どもを4人も産むという力技のおかげだ。矢口真里に較べれば5㎝も高いというけれども、153㎝の身長ではそれほどのオトナ力はない。
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いまだ(↓)こんなふうにバッシングされ続ける「生意気でふてぶてしく可愛げがない女」矢口真里であるけれども、私は矢口真里が好きである。ずいぶんな書かれようについ抗ってしった。しかし「厚顔無恥」とはベッキー(37)みたいな女のことをいうのだ。矢口真里は「クローゼット不倫」がバレても醜いウソやいいわけはしなかったぞ。「男勝り」だったぞ。
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◆ 『週刊女性PRIME』2021年4月3日配信
【矢口真里の“クローゼット不倫”から8年、騒動すら武器にかえる「厚顔無恥のタレント力」】
《“クローゼット不倫”──約8年前、『週刊女性』のスクープによって世間を騒がせたその騒動は、日本芸能史に残るレベルの大スキャンダルでした。
当時、中村昌也(34)と結婚していた矢口真里(38)が中村の不在時に、梅田賢三(33)を自宅に招き入れたところ、中村が帰宅。慌てた梅田は服を着ずにクローゼットに隠れたが、結局、中村に見つかり梅田は土下座をして謝罪。まるでドラマのような展開を繰り広げ、世間に大きな衝撃を与えました。
その張本人である矢口は中村と'13年5月30日に離婚したことを報告。その後、'18年3月26日に梅田と再婚し、'19年8月には第一子となる男児を出産しました。そして、今年3月27日のブログで、3回目の結婚記念日に夫婦水入らずで食事デートをしたことを報告しています。
しかし、それが大炎上。
結婚記念日デートを報じたネットニュースのコメント欄には、瞬く間に彼女へのバッシングで埋め尽くされていったのです。
自分たちの犯した不貞行為で中村昌也を傷つけ結婚生活を破綻させておきながら、中村はもちろん、その親族らの心情を考えず、ブログで幸せアピールするなんてどういう神経しているのか──要約するとこんな意見が多く見受けられました。
ただ、いくらとんでもない不倫騒動だったとは言え、もう8年も前のこと。ですから筆者は恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーという立場ながら、“許す・許さない”という以前に“もうどうでもいい”と思っているのですが、世間(日本社会)は彼女の罪を一生許すことはないのかもしれませんね。
◆ 大スキャンダル後に再び冠番組を持つ
しかし、矢口は芸能界から消えません。“クローゼット不倫した女”というレッテルを貼られながらも芸能界で生き残っています。
そもそも矢口がモーニング娘。の第2期メンバーに選ばれたのが1998年。全盛期のモー娘。を盛り上げ、華やかなスポットライトを浴びます。
彼女と劇団ひとりの冠番組『やぐちひとり』(テレビ朝日系)は2004年から約5年間も放送されていましたし、2005年にモー娘。を脱退してからも、バラエティースキルの高さから『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ系)などさまざまなテレビ番組で活躍し“ワイプの女王”といわれたこともありました。
そんな全盛期と比べると現在のメディア露出は細々としたものですが、それでも再び『矢口真里の火曜TheNIGHT』(AbemaTV)という冠番組をゲット。4月2日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)ではモー娘。OGとしてゲスト出演しました。
完全復活ではないにしろ、芸能人としてあのどん底からここまで巻き返すことができたのは驚異的。クローゼット不倫から復帰後、騒動をイジられたりツッコまれることをいとわず、再びバラエティー番組に飛び込んでいったことが要因でしょう。
特に筆者の記憶に強く残っているのは、2018年8月に『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)に出演したときのこと。まだ交際前の南海キャンディーズ・山里亮太と蒼井優が偶然共演していたことで神回と呼ばれた放送回でした。
前述したとおり、矢口はこの年の3月に不倫相手だった現旦那と再婚しているのですが、『全力!脱力タイムズ』ではランドセルを背負った女子小学生のコスプレをし、“ロリコン山里のフィアンセ”というテイで登場。要するに、再婚したばかりなのに、また別の男に乗り換えたという即興コントを熱演したのです。
そういった不貞行為はもうしないんじゃなかったのかと出演者に問われると、矢口は「いや、でも、恋ってカミナリだ。打たれたらもう、やっぱりちょっと私にも抗えない」といけしゃあしゃあと言ってるのけるのでした。
◆ ブログでタレントの底力を見せる
「厚顔無恥」。
まさにこの言葉を体現しながら今を生きているのが矢口なのではないでしょうか。
好意的に解釈すれば肝が据わっているとも言えるのでしょうが、ストレートに解釈すればツラの皮が厚く、恥知らず……ということになりますよね。
ただ、彼女を擁護するつもりはありませんが、ここまで厚顔無恥を強化して貫きとおすと、それが一つの才能として昇華されるのだとも感じたんです。
日本で芸能人を意味する「タレント」という言葉は、そもそも「才能」という意味です。
芸能界には“演技が上手い”、“歌が上手い”、“話が面白い”、“きれい”etc...といったさまざまな才能を持ったタレントが存在しますが、矢口は騒動を笑い話として開き直りそれを武器ともしています。
ゲスな言動で脚光を浴びて売れっ子タレントとなった安田大サーカスのクロちゃん同様、どんなに非難されるような特徴であっても、何かひとつでもナンバーワンがあることはタレントとしての強みとなるのです。
ネットで非難されることは少し考えればわかることなのに、あえてブログに綴るという行為。その背景にあるのは、やはり彼女の“タレント力”なのでしょう。そう、彼女は「厚顔無恥の天才」なのですから。》
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コント上のキャラクターとしてのセリフと実人生をごっちゃにして矢口真里を語るなよ。嫌いなら嫌いでいいから。
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今日の備忘録↓
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どこの家へいっても仏壇を探し出して拝もうとする泥棒猫
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青空は哀しみの色だねえ。(了)
† ナインティナイン矢部浩之(49)のオカマ眉毛はと薄毛はもはや修復不能、説
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