YouTubeで新日本プロレスを見たものの、すでに私にはなにがなにやらの世界になっていて、さすがレーワだといまさらつくづく感じ入った。


なにがなにやらの大きな理由のひとつは、レスラーが体格といいキャラクターといい均質化していることだ。みなさん一般人に較べればそりゃ大きいのだろうけれども、大巨人も巨デブもいない。


ショーワまでさかのぼればゴリラモンスーンだのマンモス鈴木だの全身に白い包帯を巻いたザ・マミーだの、ほぼ見世物小屋みたいな方々が大勢跋扈していたのに。


そしてよく見れば、誰もが同じような技を使うので、さらに誰が誰だか分かりにくい。プロレスは相手の技をあえて受けてみせるのも重要な要素なので、そうするとつまり同じ技での我慢合戦みたいなことになってしまう。


ああ、技の名前なんかもオジサンにはすでになにがなんだかだど。一例を挙げるとこんな感じだ。


《 〜 略 〜 

NJC初出場のフィンレーは、YOSHI―HASHIの猛攻に苦戦を強いられた。シットダウンパワーボムからバタフライロックに捕獲され、Prima Nоcta(スタナー)で反撃に出るも3カウントは奪えない。投げ捨て式ドラゴンスープレックス、KUMAGOROSHI(変型ボム)を浴びて再び劣勢に陥った。

それでもYOSHI―HASHIが狙ったカルマ(変型ドライバー)に、カウンターのPrima Nоctaを発射。そのまま一気にACID DROP(変型スタナー)につなげて鮮やかな逆転勝利を収めてみせた。

 〜 略 〜 》
※『東スポWeb』2021年3月16日配信【[新日本]NJC初出場のフィンレーがYOSHI―HASHI破り8強「今年の俺は一味違うぞ」】


どう? レスラーのみなさんがリングの上でどんな態勢でどんなことをやっていたのか、あなたは想像つきまっか? 


はっきり臆面もなくいうけれども、むかしのプロレス技の名前はスゴかったど。岩石落し、尾てい骨割り、原爆落し、脳天唐竹割り、逆エビ固め、エビ固め、背骨折り、原爆固め、耳削ぎチョップ、股割き、脳天杭打ち、頸動脈締め、風車固め、延髄切りなどなど。こんな技をくらい続けていたらきっとバカみたいな顔になる。


そしてどのレスラーもそれぞれの技に固執して見せ場をつくっていた。豊登(享年67)、いやブルーノ・サンマルチノ(享年82)といったほうがいいのか、なんかいま見ると技はベア・ハッグ(熊の抱き締め)だけみたいなものだったけれども、迫力はあった。ジャイアント馬場(享年61)的にいえばそれで十分カネが取れるのだった。


実際の試合の危険度はレーワのほうが圧倒的に高いだろう。アタマからゴンゴン落としちゃったりするから頸椎を痛める選手が後を絶たない。それでも印象的には飛んだり跳ねたりで軽い。まったく割にあわない。


そういえば「流血」はもうたぶんメジャーではNGなのだな。レーワになって何回か見たかぎりではお目にかかったことがない。


それも関係して悪役キャラクターがいまいち鮮明ではなく、リング上での対立概念がつくりづらいということもあるのだろうなあ。つまらないのは。


そしてストーリー、ドラマが描きにくいのはやはりテレビ中継がなくなったことが致命的に影響しているっちゅーことだね。


レスラーのみなさんもそれぞれあれこれ考えて一生懸命アピールしているようだけれども、どうもピンとこない。どうすればいいのであろう? 困った困った。



















 今日の備忘録↓





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「人間発電所」にはブルーノ・サンマルチノ(享年82)派と豊丸(53)派がいるど



そういえばボボ・ブラジル(享年73)というレスラーもいた




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いつまでたってもエロ小学生。(了)
































 † マツコ・デラックス(48)がオリンPIGに立候補したとの噂





























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