さもさもデキそうなのだけれどいざやらせてみるとまったくデキない見かけ倒しなヤツはけっこういる。そしてそういうヤツに限ってワケのわからないいいわけをグダグダと並べる。ワケのわからないいいわけを目の前で、堂々と胸を張って開陳できるのも一種の才能で、それをやられると怒っているこちらのほうがついうっかり一瞬ひるんでしまったりする。


あとになってから、ほんとうはまともないいわけもできないのに一丁前の顔しやがってバカっちょ!! などと内心でたいへん憤ったりする。


この発明もそんな感じのものなんでないかい。(by田中義剛)


◆『BUZZAP!』2021年3月1日配信
【「1ヶ月洗わず履き続けてもニオわない下着」が登場】

《同じ下着を何日も着けていたら、いつしか強烈な悪臭が立ち込めている…。そんな思わぬアクシデントに見舞われた経験のある男女にまたとない朗報です。詳細は以下から。

毎日下着を取り換えるのは面倒なもの。ついつい3日、気が付けば1週間同じ下着を履きっぱなしということにもなりかねません。

ですが油断していると、ある時下腹付近から立ち上る悪臭に気付き、もしくは家族や恋人から指摘されて慌てて取り換えるというハメに。

そんなちょっと面倒くさがりな男女に嬉しい下着が登場します。なんとこの下着、何週間も、場合によっては1ヶ月以上毎日履いていても臭くならないというのです。

この下着を作ったのは、これまでも「self-cleaning」機能を備えた靴下やTシャツ、ベッドシーツを作ってきたHercLeon社。今回「Kribi」と名付けた抗菌下着ブランドによって下着業界に参入しました。

使用済み下着などの洋服からの臭いは、主に染みた汗や皮脂に細菌が繁殖することで発生します。では細菌を繁殖させなければいいのでは、というのがこの下着のスタートラインでした。

HercLéon社が開発した革新的なHercFiberという布地はすべての細菌を破壊しつつ、洗濯不要で清潔に保たれます。着用者が求められるのは、この下着を着た後に「空気にさらして乾かす」だけ。これで翌日も安全に清潔に着用できてしまいます。

HercFiberは竹、ユーカリ、ブナ材、銅を混ぜ合わせた繊維。銅は感染症予防と抗菌作用、さらには皮膚を「安定させて癒す」働きがあるとのこと。そのため下着に縫い込まれると細菌の繁殖を抑制し、除菌できるとしています。

HercLéon社の創業者でクリエイティブディレクターのWenceslaus Muenyiさんはこのアイディアをアイスランドを最低限の荷物をバックパックに詰め込んで旅をしていたところ、使用済み下着が悪臭を放ち始めたことから思いつきました。

この「1ヶ月洗わず履き続けてもニオわない下着」の目標は、洗濯の回数を最小化できる布地を作り上げることだと同社は述べています。洗濯には大量の水を使うため、洗濯の回数を減らせれば水資源の節約にも繫がり、より持続可能な社会になるとのこと。

使用シーンとしては忙しい毎日の生活はもちろん、荷物を極力減らしたい旅行や出張、アウトドアシーンにも持ってこいですし、災害時にも重宝しそうです。

もちろん下着を長く使い続ける問題は臭いだけではありません。皮脂などの汚れでネトついたり、運動でじっとり汗で濡れるといった事態も体質や気候によっていくらでも生じます。当然ですが大なり小なりを漏らしてしまえば悪臭どころではありません。

それらを差し引いても、臭いを抑えて洗濯なしで繰り返し使用できるのは大きな利点。2020年時点でクラウドファンディングサイトIndiegogoでは1685万円を獲得するなど、世界的に大きな反響を得ています。》


外見はボロボロのパンクでも古着好きでも、下着はいつも真新しくてキレイだ、というのが若者の鉄則である。若者はいつなにが起こるか、つまり勝負の場面に出くわすかわからない、という自惚れた緊張感をもって生きているのだ。浮いた話とは縁がなくなった中高年、ミシン目がほつれて小さな穴が開いたりシミがついていたりしても気にしなくなった方々とは違う。


あるいはこういう方々が、誰からも顧みられない方々が「1ヶ月洗わず履き続けてもニオわない下着」のユーザーになるのかもしれないけれども。


中高年がまたふたたび下着に気をつかうようになるのはジジババになってからだ。いつ交通事故、脳溢血その他で病院に担ぎ込まれるか分からない、下着を見られるかわからない、と不安に襲われるからだ。


そういえば介護サービスを受けるときの準備に脱毛処理をするジジババも増えているらしい。そりゃ、ま、ツルツルのほうがいろいろなことがやりやすいだろう。


そういえば明石家さんま(65)がついこのあいだラジオ番組で泥酔して寝グソをしてしまったと告白していたようだけれども、もうあそこのムダ毛処理はすんでいるのだろうか? 


2014年だったか明石家さんま(65)にハニートラップを仕掛けたAV女優として紗倉まな(27)と一緒に名前を挙げられていた優希まこと(30)は「さんまさんの肌はツルッツル」と暴露していたけれども、あそこはどうだったのだろう? 


「使用シーンとしては忙しい毎日の生活はもちろん、荷物を極力減らしたい旅行や出張、アウトドアシーンにも持ってこいですし、災害時にも重宝しそう」というけれども、臭いだけ飛ばしておけばそれでオーケーという場面は滅多にない。そしてそういうときは紙パンツでよくないか?


また履き替える時間も手間も、そしてパンツもないという状況はほとんど突発的に起きるものだろうだから、本気で使うならふだんから着用していなければならないし、それは不便だ。デザイン性にだって凝りたいのよ。


で、結局のところ「1ヶ月洗わず履き続けてもニオわない下着」はスゴく便利そうで、しかしそうそう使い途のある製品でもないだろう。「ある時下腹付近から立ち上る悪臭に気付き」などという状況にまで陥るのはふつうに考えてそうとうなものだど。


なので、いまはオナラの臭いを一瞬にして吸着してしまう“臭い漏れなしパンツ”みたいなもののほうが需要があるだろう。ほんとうに頻発する日には、気付くと仕事部屋全体にこもっていて自分でびっくり仰天してしまうヘコキムシの私としては、ぜひそちらのほうをお願いしたい。


なにかもっとまともな書くことがあったと思っていたのだが忘れてしもうた。すまぬ。


























 今日の備忘録↓





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まだ瞼に焼き付いて離れない、CMでDVDの白いブリーフをはき、勇ましくハードルを跳んだウエンツ瑛士(35)の空中姿勢




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人の世は哀しきことのみ多かりき。(了)





























 † 某大本山で新型コロナウイルス退散の加持祈祷が昼夜を分たず続行中らしい




































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