北海道のお土産といえば、まりもっこり、いえ「白い恋人」です。薄く焼いたラング・ド・シャでチョコレートを挟んだだけという、いたってシンプルなお菓子です。でもって発売から40年経ったいまでも、年間売上高約100億円。石屋製菓、全体売上高は約130億円です。でっかい一発屋です。


「白い恋人」の成功の理由に必ず上げられるのが、地域限定マーケティングというヤツです。成田国際空港制限エリア内の免税店など一部の例外や北海道物産展などを除けば、「白い恋人」は北海道外では一切販売されていません。TVCMも北海道内のみです。


では北海道にお住まいの方々はさぞかし「白い恋人」をお召し上がりになっているのだろうと思えば、実は案外そうでもなくて、お使い物にも「そうは持っていかないんでないかい」ということです。売っているのは観光物産店のほか、有名デパート、数店の直営店舗です。はい。要するに「白い恋人」はいわゆる観光銘菓、お土産銘菓というヤツなわけです。


ですから「白い恋人」のほんとうの成功の理由は、最初から観光銘菓、お土産名菓を狙って販売されたということです。まずは地元で評判になってから……、というようなまだるっこしいことは考えないで、販売を開始したときから直接観光客にターゲットを絞った、と。


とうぜん、日本国中どこででも買えるのであればお土産にはならないわけですから、北海道限定で売ることになります。あたりまえのお話です。そうすることで、またもっともらしいいいかたをすればブランドイメージを守ってきたわけです。


さて「嵐」です。ファンクラブ会員数およそ190万人だそうです。日本国民およそ70人に1人の勢い!! 1回のドームツアーで“申込者から抽選で選ばれた”約85万人を動員し、これまでのコンサートの総動員数は1000万人を超えたといいます。たいへんなものです。


ということは、若い人が多い東京都には少なくとも約20万人の「嵐」ファンクラブ会員が存在していることになります、櫻井翔(34)の父、櫻井俊(62)が都知事選挙に立候補していたら、やはり確実に当選していたでしょうね。選挙権が18歳まで引き下げられましたし。ちなみに2014年、舛添要一が当選したときの獲得票数は約211万票です。


そんなわけで「嵐」は国民的なアイドルグループと呼ばれます。しかし、それにしては、です。私のような特別にファンでもない人間からしてみれば、それほど大きな存在という実感はないのです。はっきりいうと、影が薄い。


総売り上げ年間約300億円といわれ、稼ぎ高ですでに倍以上の差をつけているSMAP、しかももはやほとんど死に体のSMAPと比較しても、一般的なポピュラリティでは、よくてほぼ対等というところだと思います。このあたり「嵐」のファンとしては非常におもしろくないでしょう。何度も何度も指摘されて。


で、どうしてそんなことになってしまっているのか、というと、「嵐」の場合、あまりにもイメージ、情報の管理が厳しすぎて、結果的にメデイアへの露出が制限されてきた、ということがいえます。たとえばスキャンダル報道などもってのほかなのはご承知の通り。


共演NGの問題にしても、NGにして「嵐」の単独出演になったとは限らないわけです。可能性としては企画そのものがポシャったことのほうが多いのではないでしょうか。


ネットにはスチル写真のアップも原則NGですし、テレビでは資料映像としての過去の動画の使い回しもNGです。そんなようなことのあげく、いまではバラエティ番組やワイドショーのなかで「嵐」に言及する、あるいは「嵐」の名前を出すことにすら遠慮があります。


しかしこれは少しでも名前を売ろう、顔を知ってもらおうとするふつうの芸能人とは真逆の対応で、ふつうではまったく考えられないことです。たしかにこれで「嵐」およびジャニーズ事務所のイメージは守られたかもしれません。とはいえ、いうまでもなくファン拡大にはマイナスです。


おそらくこうした姿勢は積極的な意味での戦略として取られてきたわけではなく、プロデューサーである藤島ジュリー景子(49)の、神経質なまでに慎重な姿勢の結果、なのだと思います。「嵐」デビュー時、ジュリー景子33歳。失敗を怖れてつい過剰防衛に走ってしまったというのは、わからない話でもありません。


で、なぜこうした「嵐」のような“厳重に隔離されたアイドル”が成功を収め続けていられるかというと、すでにブランドイメージが確立されているからです。「嵐」および「ジャニーズ」のブランドイメージですね。デビュー当初はともかく、現在のような地位に到達していれば、神経質なまでにイメージを守る戦略は、トータルでプラスに働きます。


ふだんはあまり気にかけませんけれども、「ジャニーズ」のブランドイメージは実に強力なものです。男性アイドル=ジャニーズといった観さえあります。ジャニーズ所属アイドルはそれだけで“一流”であり、わざわざレッスン生や新人をスカウトしなくても、全国から優秀な人材が集まってきます。


いまのところ、「嵐」および「ジャニーズ」のイメージ、そして業界でのステイタスは万全のように見えます。しかし逆に、ここまでイメージに頼ってしまうと、それとは裏腹に危険も増してきます。すでになんとなーく、ほころびが見えてきているようにも思います。


たとえば「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔(22)のこのところの大活躍です。42歳の吉田羊んちに7連泊もしたかと思えば、その翌日には泥酔して110番通報される始末です。ガンバレ裕翔!!


「Hey! Say! JUMP」も「嵐」と同じくジュリー景子の担当ですけれども、どういうわけか「嵐」の場合のような、迅速かつ厳しい事後処理というものが見られません。マスコミ対応も「嵐」に比較すればユルいです。


ジュリー景子、「嵐」を超大物に育て上げたことで慢心してしまっているのか、あるいはSMAPのチーフマネージャーであった飯島三智(59)が退社して仕事が増え、手が回らなくなっているのでしょうか。


とりあえず、これまでひたすら膨張を続けてきたジャニーズ事務所の臨界点が近づいているという感じはあります。市場の独占状態が続けば、「品質の低下」と「価格の上昇」が起こるのはどんな業種についてもいえることです。


ジャニーズの独占状態は、すでに「市場の失敗」と呼べる段階に入っていると思います。たとえば製造業などであれば行政が介入してくるレベルです。それがないままでいくと、どうなるのでしょう? おそらくある日、市場に誰もいないということになるのかもしれません。


一時はあれだけ騒がれていたAKBグルーブの凋落ぶりがそのよい例です。で、ひとつつまづくとなんとはなし全体がくすんで見えてしまうのが、芸能、とくにアイドルの辛いところです。昨日までのキラキラが今日はピラピラな感じになってしまいます。


こうしたイメージの崩壊による自滅、それから、今年の暮れには満90歳になろうというメリー喜多川の健康問題が、これからのジャニーズと「嵐」が、近々のうちに直面しなければならない危機だと思います。


櫻井翔、絶対にジャニーズの社長になってやる!! と息巻いていたことがあったそうです。そのときまでジャニーズ事務所が存続していることをお祈り申し上げます。


おっと、国分佐智子(39)が妊娠という、なんとも、ほとほとゲンナリするニュースが飛び込んできました。たいへん申しわけないいい方ですけれども、三平にマウントされるなんて、ホントにすんごく気持ち悪ーい。(了)



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